愛知・名古屋市名東区に現れたニホンカモシカをめぐって動きがあったようです。名古屋市名東区のカモシカが迷い込んでいる廻間(はざま)公園から、東海テレビ・谷村謙介アナウンサーがお伝えします。
カモシカがグラウンドの中に入りました。
そして職員がカモシカをグラウンドの外に出さないように包囲しているという状態です。
ただ見ている限りでは、カモシカの後ろ脚がけがをしているような様子で、もともと市は人に危害を加えない限り見守りを続ける方針でしたが、けがをしているということもあることから、麻酔をして捕獲すると決めたそうです。
ニホンカモシカは国の特別天然記念物のため、現在、文化庁からの捕獲の許可を待っている状況だということです。
待機している獣医によりますと、このニホンカモシカは3歳くらいの子供とみられるそうで、捕獲したあとは一時的に飼育して、治療をしてから山間部に放す予定だということです。