大分県大分市内に伝わる神楽や踊りで後継者の育成に取り組んできた指導者たちが、市の伝統芸能伝承師に認定されました。
これは市の無形民俗文化財に指定された伝統芸能の保存団体のなかから、後継者の育成に取り組んできた指導者を伝統芸能伝承師として認定し、功績をたたえるものです。
2日は市役所で認定式が行われ、鶴崎踊りなどの指導者たちが、粟井教育長から認定書と名前などが入ったプレートを手渡されました。
◆鶴崎おどり保存会 佐藤達雄理事
「鶴崎おどり保存会は昨年おかげさまで100年たった。これからも安部会長をはじめ保存会全員で伝統を継承していきたい」
この制度は2020年に始まり、市の伝統芸能伝承師は今回を含めてこれまでに16人が認定されています。