ウニ漁がシーズンを迎え、五島市の海岸では地元の人たちが岩間に潜むムラサキウニと根気強く向き合っています。

5月10日に解禁されたウニ漁。

五島市下崎山町の海岸には、地元の人たちが干潮の時間を見計らって訪れます。

崎山地区一帯は溶岩が流出した浅瀬が3km余り続き、ウニのエサとなるヒジキやテングサなどの海藻類が多く、好漁場となっています。

しかし、毎年、漁をしている人によると、近年は磯焼けのためかウニは小さく、1kgからとれる身(卵巣)はわずか数100gです。

取り出した身は漁協を通じて業者に渡し、生ウニや塩ウニに加工され、初夏の味として五島市内の魚店や海産物店で販売されます。

ウニ漁は7月ごろまで続きます。

テレビ長崎
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