宮城県は6月2日、今シーズン最初の水稲の生育調査を行い、大崎市の水田では概ね順調に生育していることが確認されました。

水稲の生育調査は、県内の農業改良普及センターが毎年6月1日から7月20日までの期間で、ほぼ10日おきに最大で6回行うものです。このうち大崎市田尻では、5月3日に「ひとめぼれ」が植えられた水田で、県の担当者が調査にあたりました。

調査によりますと、この水田では、草丈の平均値が平年よりも0.1センチ短い25.4センチ、茎の数が平年より5.5本多い115.9本などとなっています。

美里農業改良普及センター 酒井球絵技術主任主査
「種まきから田植えまでの天気が、去年は高温になっていたが、今年は極端な天候ではなく順調に苗が育ちましたので、根付きが良くなっていて、順調な生育となっている」

次回の調査は6月10日に行われます。

仙台放送
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