林官房長官は1日、山口県宇部市で記者団に対し、地元の支持者から首相待望論が出ていることについて、「政治家として大変ありがたい」とする一方、今は「官房長官として石破首相を支える仕事に専念する」と述べた。
この中で林長官は、「地元の皆様から期待の声をいただいていることは、政治家として大変ありがたい」と強調。
その上で、「現在、内閣官房長官として石破首相を支える仕事に専念する。これに尽きる」と述べた。
また。林長官は、アメリカのトランプ政権の関税措置をめぐる日米交渉について、6月中旬にカナダのカナナスキスでG7サミット(主要7カ国首脳会台木)が開催されることを指摘した上で、サミットの際には「(日米)首脳会談も視野に入ってくる。そこを一つの節目として、交渉妥結に向けて歩を進めていくことはとても大事なことだ」と述べた。