JR東海は、東海道新幹線の運転を大雨で規制する際の基準を見直します。
東海道新幹線はこれまで、1時間雨量が60mm以上や24時間あたりの降雨量である「連続降雨量」を基準に、運転見合わせや徐行などの運転規制を行っていました。
JR東海は30日の会見で、運転規制の新たな基準として、これまでの連続降雨量に代えて、降った雨がどれだけ土の中にたまっているかを示す「土壌雨量」を導入することを明らかにしました。
土壌雨量の規制値は、東海道新幹線の沿線59カ所に設置された雨量計ごとに設定され、近年増加する長時間の雨の影響をより正確に反映できるということです。
新たな基準は、6月1日から運用開始です。