JR九州は30日、線路の保守点検などにAIを使い業務効率化を図るため、AI開発を手がける会社と資本業務提携を行ったと発表しました。

JR九州が資本業務提携したのは、AIプロダクトの開発を手がける横浜市の「TAI=トウキョウ・アーチザン・インテリジェンス」です。

線路の保守点検はこれまで人が目視で行っていましたが、JR九州とTAIはAIが点検する装置を2023年に開発し導入しています。

現在、線路上に支障物がないかをAIが検知するシステムを開発中で、今後は作業員の負担軽減や他の鉄道会社への販売を目指すということです。

また、JR九州の古宮社長は、浸水隠ぺい事件を受けて韓国・釜山の会社へ売却が決まっていた高速船「クイーンビートル」について、輸出手続きなどで売却時期が予定より遅れたため、引き渡しが6月以降になる見通しとなったことを明らかにしました。

テレビ西日本
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