政府の備蓄米の売り渡しに関する随意契約は福岡市に本社を置くドラッグストア「コスモス薬品」も申し込みました。

コスモス薬品は5キロで税込み1980円での販売を予定しています。

店舗ではいつからどの程度販売されるのか、コスモス薬品の垣岩寿明さんに30日、詳しい計画を聞きました。

Q1. 具体的に、何年度産のお米をどれくらいの量で販売する予定か?
A1. 今回は、2022年産米を2万トン販売する予定です。これは、大手小売業の中ではイオンさんと並んで最も多い数量となります。

Q2. それだけの量を申し込んだ理由は?
A2. この1年間、お米が店頭に並びにくい状況で価格も高止まりしており、お客様に十分な量を提供できないことに忸怩(じくじ)たる思いがありました。今回、政府による備蓄米放出の意向を受け、お客様に提供できるよう手を挙げました。

Q3. 現在のお米の販売状況は?
A3. 満足のいく入荷量はなく、入荷してもすぐに売り切れてしまう状況が一部地域でありました。お客様にご迷惑をおかけしている状況でしたので、今回の備蓄米でそのようなことがないように努めたいと考えています。

Q4. 米不足の対策は?
A4. 通常の銘柄に限らず、普段取り扱いのない銘柄もできる限り取り寄せて、お客様に提供できるように努力してきました。現在、台湾産米やアメリカ産のカルローズ米なども提供しています。国内産米の価格が高い状況で少しでも安い価格でお客様に提供できるよう、外国産米の導入を決定しました。

Q5. 今後、備蓄米が入ってくることで、期待する点は?
A9. 小泉大臣が言ったように、今回の備蓄米により低価格でお客様に提供できるようになることを期待しています。それがうまくいってお米全体の価格が下がり、より多くの方に行き渡るようになればと考えております。

Q6. 備蓄米はどれくらいの価格で販売する予定か?
A6. 小泉大臣も5キロで2000円という目安を示されていましたので、それに近い価格として5キロで税込み1980円での販売を予定しております。

Q7. 販売時期はいつごろか?
A7. 5月28日に申請が受領された状況で、現在急いで店頭に並べられるよう準備を進めています。今のところ6月中旬ごろまでには間に合わせたいと考えて取り組んでいます。準備ができ次第、店頭で告知等します。


Q8. 販売時期は、福岡県内の店でおおむね同じくらいになるか?
A8. 地域によって多少前後はあるかと思いますが、例えば福岡県内ではできるだけ同じ時期の6月中旬ごろを目指しています。

Q9. 1980円という価格は客にとってもインパクトがありそうだが?
A9. その価格で提供できればインパクトはもちろんですが、何よりお客様に喜んでいただけると考えています。

テレビ西日本
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