石川県の穴水町で手書き新聞を発行する元中学校教師を通じて、能登半島地震前後の町を描いたドキュメンタリー映画が、福岡市でも上映されています。
「能登デモクラシー」は、石川テレビのディレクターでもある五百旗頭幸男監督が、能登半島の穴水町で手書き新聞を発行している元・中学校教師の滝井元之さんに密着したドキュメンタリー映画です。
能登半島地震の前、滝井さんは利益誘導型の政策などに警鐘を鳴らしていましたが、地震後は、町の再生を通じて「民主主義とは何か」を問いかけています。
◆五百旗頭幸男監督
「かすかであっても希望を感じてもらえるような作りにしたつもりです。そのあたりで、やっぱり受け取った方々の反応というのは、全然、過去の2作とは違ってですね、その空気というか受け止め方が、すごく温かいなという風に感じています」