北陸3県のグルメや伝統工芸品が集結した物産展が30日、福岡県北九州市のデパートで始まりました。
◆記者リポート
「香ばしい香りです。ゆであがったばかりの『紅ずわいがに』です」
日本海でとれた「紅ずわいがに」をはじめ、遠く離れた北陸の海の幸が北九州に!
小倉井筒屋で30日から始まったのは「大北陸展」です。
富山・石川・福井の北陸3県から約40店舗が出店し、去年発生した能登半島地震からの復興を支援する特別企画となっています。
◆記者リポート
「こちらに長い行列ができているんですが、その先にあるのはフードコートです」
特設のフードコートにはご当地グルメが集結!
うまみたっぷりのカニ汁のほか、濃い口しょうゆを使った真っ黒なスープに、黒コショウのパンチが効いた「富山ブラックら~めん」。
さらには、石川出身で横綱昇進が決まったばかりの大の里関も大好きな「チャンピオンカレー」も出店していて、北陸グルメを堪能できます。
◆北九州市からの来場者
「カニがおいしそうだったので(来ました)。実際、おいしかったです」
◆山口県下関市からの来場者
「北陸に行ったことがないので、どんなものかなと。女房と半分ずつにしようかなと思っています」
◆井筒屋 谷川雪那さん
「北陸3県のものをその場で温かい状態で召し上がることができますので、各地のおいしいものを味わっていただけたら」
このほか福井・鯖江の職人によるメガネフレームなど、北陸の伝統工芸品も取り揃えています。
「大北陸展」は6月8日まで開かれています。