国民民主党の榛葉幹事長は30日の記者会見で、玉木代表が国会での小泉農水相への質問の中で備蓄米について「1年経ったら動物のエサになるようなもの」と発言したことについて、「玉木の誤解を生む発言、心からお詫び申し上げたい」と陳謝した。
一方で榛葉氏は「農水大臣も総理大臣も『エサ米』という言葉を頻繁に使っている。この発言が本当にひどい発言なら委員会で紛糾しているが、皆さん全く紛糾していないし農水族や農水省の方々は何ら問題にしていない」と説明。「むしろこの発言だけを切り取って問題視したことで、玉木が伝えたかった本質がどこかに行ってしまった」と述べた。
榛葉氏は「玉木が言いたかったのは安全で安心なコメが国内に供給され、その責任を国と政治がしっかり責任を持つこと」と述べ、「言葉だけが切り取られてしまった、当然言葉には気をつけないといけないが本質はそこではない」と強調した。
そして「最後はお互いに小泉さん頑張ってねとエールを送っている」と説明したが、「ただ小泉さん気を付けないと、農水産大臣ではなくてコメ供給担当大臣になってしまっているのではないかという懸念が生産者にある」と述べた。