博多の初夏の風物詩。
福岡市では「六月博多座大歌舞伎」の開演に先立ち、俳優たちが船に乗って到着を知らせる伝統行事「船乗り込み」が開催されました。
博多川を約800メートル、35分かけて悠々と進む船には中村勘九郎さんや七之助さんら人気役者が陣取り、歌舞伎ファンの歓声に手を振って応えました。
一方、こちらは初夏の味覚。
三重・熊野市では特産の南高梅の収穫が最盛期を迎えています。
甘い香りが漂う梅林では、農家がたわわに実った実を丁寧にもぎ取っていました。
2025年は少し小さめですが果肉には問題なく、例年どおり、味の良い梅の実に育ったということです。
そして夏といえばやっぱりウナギ。
さいたま市浦和区では恒例の「うなぎまつり」が行われ、2400食用意された「うなぎ弁当」を求めて、多くの家族連れなどでにぎわいました。
さいたま市の31日の最高気温は17.1度。
4月上旬並みの肌寒さの中、来場者は焼きたてホクホクのうなぎ弁当に舌鼓を打ちました。
調理体験では約10メートルの長さの「長巻寿し」を作りました。
調理体験に参加した子どもたちからは「みんなで順番に巻いていくところが難しかった」「上手に出来上がったのがめっちゃうれしかったです」といった声が聞かれました。
2025年のウナギは豊漁で、食べると肉厚で甘みが強く味も良いとのことです。