東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出を受けて、中国が続けている日本産水産物の輸入停止措置を巡り、日中両政府が再開に必要な要件で合意し、手続きに入ることになった。

林官房長官:
中国向けの水産物の輸出再開に必要な技術的要件について、日中双方で合意に至った。

これは、政府が開いた関係閣僚会議で明らかにされたもので、今後、輸出関連施設の再登録手続きが完了され次第、中国への輸出が再開されることになる。

一方、中国が牛肉や、福島や宮城、東京など10の都県の食品を対象に講じている輸入停止措置は継続されることから、規制の撤廃に向けて取り組んでいく方針だ。
(「Live News days」5月30日放送より)
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