東京オリンピックの正式種目となり、若者を中心に人気が高まっているスケートボードの国際大会「ワールドスケートボードツアー」が11月に福岡県北九州市で開催されることが決まりました。
北九州市の武内和久市長が29日の記者会見で明らかにしました。
大会は11月23日から30日まで小倉北区の西日本総合展示場新館で開かれ、世界45カ国から約200人の選手が参加する予定です。
ワールドスケートボードツアーの日本開催は2023年の東京に続き2回目で、北九州市の大会では階段や手すりなどを模した障害物を利用して技を繰り出す「ストリート」が行われます。
北九州市は「アーバンスポーツの聖地」を目指し、若者の人気が高いブレイキン(ブレイクダンス)などの大会の誘致に力を入れていて、今回は武内市長自らがワールドスケート統括団体の会長とオンラインで会談するなど、トップ交渉を進めてきたということです。
会見で武内市長は「非常に大きな喜び。北九州市の街の魅力を融合させていく大会にしていきたい」と述べました。
スケートボードは2021年の東京五輪で正式競技となり、堀米雄斗選手が男子ストリートで2連覇を遂げるなど日本勢が活躍をみせました。