南城市の第三者委員会が古謝景春市長によるセクハラを認定し辞職を提案した事を受けて、市議会では29日各派の代表による協議が行われ、26月の定例会に辞職勧告決議を動議として出すことが確認されました。

南城市の第三者委員会が古謝景春市長のセクハラを認定し辞職を提言した事を受けて、古謝市長は28日、報告書の内容が公平・公正ではないとして辞職せず職務を続ける考えを示しました。

市議会には29日各会派の代表者が集まり、23日に野党・中立会派から提案された、「市長の不信任」や「辞職勧告決議」の扱いについて協議しました。

野党側は議会として速やかな対応が必要と主張しましたが、与党会派は会派内でも意見がまとまっていないとして協議の継続を求めました。

南城市議会 中村直哉議長:
スピード感を持った対応をするためにはどなたかが動議を出して、その動議について議論をした方が早いのではという事に落ち着きました。その集約のもとで議会の意思として発信するという風な流れだと思います

中村議長によりますと、6月2日から始まる6月議会で野党会派から辞職勧告決議案などが提案され、無記名での投票で採決に諮ることにしています。

沖縄テレビ
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