スポーツをする子どもたちを支援する「岩手スポーツファンド」が設立され、代表理事が会見で思いを語りました。
このファンドはトップアスリートを目指す子どもたちを支援しようと、県内のスポーツ関係者が設立したもので、5月29日は県障がい者スポーツ協会の会長でもある平藤淳代表理事らが会見しました。
岩手スポーツファンド 平藤淳代表理事
「今まで県とか県スポーツ協会がやっていた事業も高く評価しているが、それでは手が届かないアスリート、挑戦できないアスリートを助けてあげたい」
岩手スポーツファンドによると子どもたちが年代別の日本代表を目指す場合、複数の大会に出場する必要があるため、多額の費用が必要になったり、学校の部活動が地域のクラブに移行するなかで費用の負担が増すケースがあるといいます。
岩手スポーツファンドでは、代表選考の当落線上にいる県ゆかりの選手などを対象に遠征費やスポーツ用品の購入を支援することにしていて、補助の申請は29日に開設したホームページで受け付けています。