市街地などで連日クマの目撃情報が寄せられています。秋田県は、5月末までとしていたクマの出没警報を7月末まで延長しました。
県内では、クマの目撃に関する情報が5月だけで317件寄せられていて、例年の5月の件数を200件ほど上回っています。
5月18日には、仙北市と鹿角市にまたがる八幡平で登山をしていた40代の男性が、クマに襲われけがをしました。
クマの目撃が相次いでいることから県は29日、5月末までとしていたツキノワグマ出没警報を7月末まで延長しました。
人の生活圏や市街地で出没が増えていることから、県は情報マップシステム「クマダス」をこまめに確認することや、鈴など音が鳴るものを身に着けて行動し、人の存在を知らせるよう呼びかけています。