アメリカ・イリノイ州の閑静な住宅街を映した1台の監視カメラ。
住宅前の道路を数台の車が行き交っています。
すると次の瞬間、大きな爆発音とともに辺りに破片が散乱。
スロー映像で見ると、トラックの荷台部分から大きな炎が上がり、爆発したことが見て取れます。
積んでいた荷物や車体の一部が飛び散り、近くにあったごみ箱のふたが開いてしまうほどの爆風です。
捜査当局によりますと、トラックの荷台に積んでいたプロパンガスが漏れ出し爆発したとみられています。
トラックの運転手は奇跡的に軽傷。
数軒の住宅が被害を受けたということです。
一方、スイスのカメラが捉えたのは、土煙を上げ、大量の氷河が流れ落ちる瞬間です。
28日、スイス南部で氷河の一部が崩れ落ち、ふもとの村を襲いました。
村の約9割が氷や土砂で埋まるなど、甚大な被害を受けました。
この地域では、事前に約300人の住民が避難をしていましたが、64歳の男性が行方不明になっています。
現地の報道によると、専門家は、気候変動が崩落の引き金になったと判断するのは難しいと述べており、詳しい原因は分かっていません。