「滅多にない投資チャンス」。愛媛県今治市の会社役員の男性がSNSで知り合った相手からウソの株投資などを持ちかけられ、現金約2800万円をだまし取られました。警察は被害届を29日に受け、SNSを使った投資詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは、愛媛県今治市に住む会社役員の男性(60代)です。

警察によりますと男性は今年3月、携帯電話で見つけた投資サイトに会員登録したところ、日本人女性を名乗る相手と連絡するようになり、投資グループを紹介されました。

そして「一般の投資家が参加できない株投資」を持ちかけられ、「滅多にない投資チャンス」などのメッセージが送られてきたことから、投資サイトに会員登録。4月中にインターネットバンキングを使い、指定された口座に現金約1100万円を振り込みました。

この後、投資サイト上で大きな利益が出ていたように表示されたため、現金を引き出そうとしたところ、出金のための税金や保証金を口実にされ、5月9日から16日までの間、さらに1700万円を振り込み、あわせて約2800万円をだまし取られました。

男性は現金を振り込んでも出金できないため不審に思い警察に相談。被害あったことが分かりました。

警察はSNSを悪用した投資詐欺の被害が急増しているとして、「SNS上のメッセージだけでやり取りする」「『必ずもうかる』などと言ってくる」投資話はまず詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。

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テレビ愛媛
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