大阪府感染症情報センターは29日、 大阪府で伝染性紅斑(リンゴ病)が現在の方法で集計した1999年以降で過去最多の患者報告数になったことを発表しました。
大阪府内での定点あたり患者報告数(5月19日~25日)は1.71で、特に流行している地域は、豊能3.64、三島2.76、南河内2.13となっています。
大阪府感染症情報センターによると、伝染性紅斑(リンゴ病)は、夏に流行のピークを迎えます。4~5年に一度、流行するということですが、去年やおととしは流行がなかったということです。
この病気は、両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれています。
7日前後の潜伏期間の後に発熱、倦怠感、筋肉痛が出て、その後かゆみを伴う特徴的な発疹や関節痛が出現し、回復にむかうということです。
これまでリンゴ病に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、流産のリスクなどがあります。