能登半島地震で大破し、兵庫県姫路市の宮大工により修復された神輿(みこし)が一般公開されています。
兵庫県立歴史博物館で公開されているのは石川県輪島市の神輿です。
この神輿は、輪島市で毎年8月に開かれる「黒島天領祭(くろしまてんりょうさい)」でおよそ280年間使われてきましたが、去年の能登半島地震で建物の下敷きになり壊れてしまいました。
そこで、姫路市の宮大工・福田喜次さんが輪島の人たちを勇気づけようと、無償で修復を行い、元の姿に戻ることができたということです。
【修復した宮大工・福田喜次さん】自分の覚えた仕事が人のために役に立つことの喜びを感じましたんで。ボランティアさせてもらってよかったです」
神輿は6月1日まで公開されます。