秋田市の児童生徒が27日、災害時の避難の仕方などを分かりやすくまとめた「逃げ地図」作りに取り組みました。
「逃げ地図」作りに取り組んだのは、秋田市の岩見三内小・中学校の児童生徒18人です。
学校は、2023年の記録的大雨の際、近くを流れる岩見川が氾濫し、床上まで浸水しました。命を守るためには、災害が発生した際、どう行動するか考えておくことが重要です。
「逃げ地図」とは、避難場所までの経路や時間を色で示すものです。大雨を想定し、どう避難するかを考えながら避難所までの距離ごとに緑・黄緑・黄色などで色分けします。
児童生徒は、いかに安全に早く避難するかを考えながら、真剣な表情で地図と向き合っていました。
参加した生徒は「実際に災害が起こってしまった時のために安全に避難できるルートができたと思う」「この地域は水害が起こりやすい地域だということを前回の防災学習でも学んでいたので、生かしてみたい知識がたくさん得られた」と話していました。