雨が多くなる季節を前に、東京都下水道局は、雨水の排水が追いつかず水があふれ出す「内水氾濫」などから街を守るため、浸水対策を強化する出陣式を行いました。
出陣式では、「えいえいおー」とのかけ声が上がり、東京都下水道局本庁の職員のほか、オンラインで下水道事務所の職員なども参加しました。
近年、短時間に局地的な大雨が降るケースが増えたことから毎年、浸水による被害が発生しています。
2023年は、下水道や排水路などの排水能力が追いつかなくなり、雨水が地表に溜まってしまう「内水氾濫」などにより、23区内で建物約70棟が床上浸水や床下浸水となる被害が出ました。
内水氾濫は、都市型の水害とも呼ばれていて、東京都は、浸水対策を強化するとともに、ポンプ施設の能力をあげる工事も進めています。