アメリカのトランプ大統領の側近に何者かが成りすまし、連邦議会議員などに電話をかけるなどしたとしてFBI(連邦捜査局)が捜査を進めていることがわかりました。
ウォール・ストリート・ジャーナルは29日、複数の関係者の話として何者かがトランプ大統領側近のスーザン・ワイルズ首席補佐官になりすまし、上院議員や州知事、企業関係者にテキストメッセージを送ったり、電話をかけたりしたと伝えました。
ワイルズ氏の私用携帯がハッキングされて連絡先などが流出したとみられ、中には、AI(人工知能)を使ってワイルズ氏の声に似た通話も確認されたということです。
これについてホワイトハウスはFNNの取材に対し、事実関係を認めたうえで「ホワイトハウスは、すべての職員のサイバーセキュリティを重視するとともに、調査を継続している」とコメントしました。