コメなど食品の値上がりが続いています。
総務省が発表した東京23区の5月の消費者物価指数の速報値は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた総合が、2024年の同じ月と比べて3.6%上昇しました。
3%台は2カ月連続で、3カ月連続で伸び率が拡大しています。
食料品の値上がりが主な要因で、高騰が続くコメ類の上昇率は、1971年以降で過去最高となった4月(93.8%)とほぼ同じ水準の93.7%でした。
コメを使う外食のすしは8.3%、おにぎりは16.9%、それぞれ上昇しました。
そのほか、チョコレート28.0%、コーヒー豆21.1%、鶏肉8.8%など幅広い品目で値上がりしました。