6月3日に投開票が行われる韓国の大統領選挙は29日から期日前投票が始まりました。
野党候補がリードする構図です。
最有力とされる革新系野党「共に民主党」の李在明氏は29日午前、ソウル市内で期日前投票に臨みました。
最新の各種世論調査では、いずれも李氏が40%を超える支持率でほかの候補をリードしています。
李氏を追いかける保守系与党「国民の力」の金文洙氏は、保守系野党候補の李俊錫氏との一本化が不発に終わったとみられていて、仮に一本化が成立した場合も李氏に勝てるかどうかは微妙な情勢です。
期日前投票では、保守派の一部が訴える「不正選挙陰謀論」を払しょくするため投票箱を防犯カメラで24時間監視し公開するなど異例の対応が取られています。