JR長崎駅に隣接する商業施設で、毒性の物質が発生している想定での消防訓練が初めて行われました。

訓練は、アミュプラザ長崎新館1階の植栽付近から異臭が発生して3人が倒れているという想定で行われ、従業員や消防隊員など約300人が参加しました。

JR長崎シティとして毒性物質の発生を想定した訓練は初めてで、新館がオープンして来客数が増えるなか、こうした事案に対しても危機管理意識を高めようと行われました。

参加者は、客の避難誘導の経路を確認するとともに、ケガ人の救助や毒性物質の拡散防止にあたりました。

JR長崎シティ 太田周作 総務部長
「中で何が起こるのか分からない。どんなことでも想定しうるということをみなさんに知ってもらいただきたい」
「今回の場合、お客様をいかに早く避難させることが大事でした」

従業員たちは、初めて経験する訓練に真剣な表情で取り組んでいました。

テレビ長崎
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