高校生のスポーツの祭典が幕を開けました。

県高総体の開会式が30日、佐世保市体育文化館でありました。

総合開会式を屋内で開催するのは今回が初めてです。

諫早商業高校バレー部
「ベスト16目指して頑張るぞ!」

九州文化学園高校ソフトテニス部
「最後の高総体、楽しんで優勝目指して頑張るぞ!」

県高総体の総合開会式、会場は佐世保市体育文化館です。

屋内での開催は初めてです。

86校の選手団783人が参加しました。

選手たちは太鼓や書道のパフォーマンスなどを鑑賞した後、各校から10人までという制限はありますが、一人ひとり、力強く行進しました。

選手宣誓
松浦高校なぎなた部女子 阿部優亜 主将
「これまでの日々を自分の自信に変え、正々堂々と戦い『一歩一投一振、魂込めた一瞬を』のスローガンのもと全力で駆け抜けることを誓います」

県高体連によりますと、屋内で開いた狙いは2027年以降の式のあり方を検討するためです。

屋内で開催すれば熱中症など選手の体調に配慮しやすく、天候にも左右されないなどメリットがあります。

九州では佐賀や大分などでも屋内で開会式をしていて、高体連では今回の反応も踏まえて引き続き検討したいとしています。

虹の原特別支援学校 教諭 川元輝国さん
「開会式も大事だけど、次の日から始まる競技を考えたら生徒の体調やコンディションが優先されるべき。その辺りを検討してもらえたら」

競技は31日から6月6日までで、32の競技に88校9231人が出場し、それぞれの目標を胸に熱戦を繰り広げます。

テレビ長崎
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