「マネーロンダリング事件に関与している」。愛媛県今治市の20代の男性が信用情報機関や北海道警の警察官を名乗る男から電話でウソを言われ、現金100万円をだまし取られました。警察は被害届を28日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。
被害を受けたのは松山市内に住む会社員の男性(20代)です。
警察によりますと男性は5月24日、国際電話の番号で自動ガイダンスの電話があり、指示に従って操作すると、信用情報機関を名乗る男から「クレジットカードが不正利用された記録がある」とウソを言われました。
このあと北海道警の警察官を名乗る男に代わって「マネーロンダリング事件に関与している」と言われ、SNSのビデオ通話で、警察手帳や男性の顔写真が入った逮捕状のような物を見せられました。
そして捜査を口実にされ、指定された口座に市内の金融機関のATMから現金100万円を振り込みだまし取られました。
警察は特殊詐欺事件として捜査。国際電話番号による詐欺事件が急増していて、警察が業務で、SNSやビデオ通話でやりとりや逮捕状を示すことはないと注意を呼びかけています。
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