まるでドローンに乗っているかのような体験ができる『FPV』と呼ばれるドローン。その愛好家たちの団体が高知で設立され、記念大会が開かれました。中心になったのは三山ひろしさんです。
三山さんがドローン設置
アナウンス:「次は三山選手~」
三山:「よっしゃ!」
小型のドローンを設置してゴーグルを着用する三山さん。
三山さんが操っているのは『FPVドローン』です。「FPV」とは「一人称視点」の英語の略で、搭載したカメラの映像をゴーグルを通してリアルタイムで見ながら操縦します。
三山さん:
「ドローンに自分が乗っているような映像を見ながら飛ばすことができるので没入体験。自分自身のことを幽体離脱じゃないですけど、空を飛んでいるイメージこれが心地いい。」
三山さんは去年、操縦に必要な資格をとりFPVドローンを始めました。そして今年1月には全国にある愛好団体の高知版となる『WTW高知』を立ち上げました。この日は高知市で団体の設立を記念した大会「三山ひろしCUP」を開催しました。
三山さん:
「FVP三山ひろしということできょうはFPVレース楽しんでいきたい。私も一生懸命頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。」
大会には県内をはじめ東海や近畿など全国から14人が出場。なかには全国トップクラスの選手もいて圧巻のフライトを披露しました。
FPVドローン歴1年の三山さん。大会に出場するのはまだ2回目でしたが、他の機体と衝突してもすぐに立て直すなど巧みな操縦で会場を沸かせていました。
奈良から、去年の全国大会3位:
Q三山さんに会ったことは?
「大阪で練習していたときに会った。腕前がメキメキ上達していてびっくりしてます。」
岡山から:Q三山さんに期待することは?
「今回、県外の人も快く迎えてくれて、一緒に楽しめるので、どんどん広げてもっとお祭り感を出してもらえたら、もっと輪が広がると期待してます。」
けん玉演歌歌手として知られる三山さん。FPVドローンという新たなジャンルでも普及に努めていきます。
三山さん:
「なかなかにぎやかな大会になっていいスタート。今後は大きなところでお客さまに見ていただけるかたちにして一大イベントにしていき、楽しい一日をつくれるレースイベントをやってみたい。」
三山さんは『FPV三山ひろし』名義の『X』でメンバーを募集しています。