28日午後、新潟県上越市の直江津港で遊漁船が浸水しているとの救助要請がありました。上越海上保安部などが乗客・乗員12人全員を救助し、ケガをした人はいませんでした。
28日午後3時半前、第九菅区海上保安本部に「直江津港沖で遊漁船が浸水しているので救助してほしい。乗客は12人で、全員が救命胴衣を着用している」と船の乗組員から通報がありました。
浸水したのは、9.7トン級の遊漁船“案盛丸”です。
午後3時半前に船を横方向に動かすための装置であるスラスターが停止していることに気付いた乗組員がエンジンルームを確認したところ、浸水を確認。通報を受け、海上保安庁の巡視艇1隻とヘリコプター1機、また水難救済会所属船も3隻出動しました。
午後4時すぎに、水難救済会所属船が浸水した遊漁船を引いて航行し、午後4時44分に直江津港漁港区に救助。遊漁船に乗っていた乗員・乗客12名にけがはありませんでした。