新紙幣の発行から、はや10カ月。
見慣れてきたはずの姿に謎の文字があると話題に。

“謎の文字”を発見した女性は「あれ?Fだけちょっと違う。Fの文字だけ丸いなって」と話します。

旧紙幣と見比べてみると一目瞭然。
そう、角が丸いんです。

「何だそれだけか」と思ったあなた、ちょっと待ってください。

新紙幣といえば3Dホログラムや透かしなど偽造防止技術が盛りだくさん。
では、この丸Fにもきっと秘密があるはず。

「イット!」は財務省を直撃取材。
何と新紙幣作りを取り仕切った国庫課のトップが答えてくれることに。

財務省 理財局・津田夏樹国庫課長:
(Q.なぜFの角が丸い?)例えば汚れが(Fの下)につくとEと見間違えるのではないかと。Eは角張っているが、Fは丸みを帯びているということで、見間違えを防ぐことが目的です。

実際に旧紙幣では、Fの下に汚れが付き、Eと勘違いする事例が。
そこで、新紙幣では見間違いを防ぐ新たなFが作られたのです。

ぜひお手持ちの新紙幣を見てください。
新たな文字は「F」だけではなく、まだまだ隠されています。

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