プレスリリース配信元:株式会社くふうカンパニーHD
~「スイーツ・お菓子でプチ贅沢」が6割以上!1回あたりの予算は4割が1000円未満~
生活者と社会の生活満足度向上に資する研究・発信を行うくふう生活者総合研究所(以下、くふう総研)は、生活者7,622名を対象に「節約・プチ贅沢」についての調査を実施しました。
■調査結果サマリ
・7割近くが「節約疲れ」を感じている
・「節約疲れ」の原因TOP2は「安く買うための労力」「我慢すること」
・4割以上が「節約疲れ」を「プチ贅沢」で解消している
・ささやかなごほうび「プチ贅沢」の実態を調査
- 約8割が「プチ贅沢」を楽しんでいる
- 「スイーツ・お菓子でプチ贅沢」が6割以上!食に関わるごほうびが上位を占める
- 「1000円未満」の気軽な「プチ贅沢」が約4割
- 「プチ贅沢」の頻度は「週1回~月1回程度」が7割以上
- スーパーマーケットでの「プチ贅沢」は「寿司・海鮮丼」も人気!
■調査概要
調査テーマ:「節約・プチ贅沢」について
調査エリア:全国
調査対象者:家計簿サービス「Zaim」ユーザー、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」ユーザー計7,622名
調査期間:2025年5月9日(金)~12日(月)
調査方法:インターネットによる調査
7割近くが「節約疲れ」を感じている
現在、「節約疲れ」(節約することによるストレス・負担感)を感じているかをたずねたところ、「とても感じている」(25.6%)、「やや感じている」(41.1%)を合わせた66.7%が「節約疲れを感じている」と回答しました。3人に2人が「節約疲れ」を自覚しているという結果です。
「節約疲れ」の原因TOP2は「安く買うための労力」「我慢すること」
節約でストレスや負担が大きいことの上位には 「少しでも安く買い物できるように努力すること」(56.4%)、「好きなものを我慢して買えないこと」(56.0%)が僅差で並びました。安い商品を求めて店舗を買い回りしたり、割引商品のチェックやクーポンを利用したりなど労力をかけることへの疲れ、買わずに我慢することの積み重ねがストレスにつながっているようです。
さらにその努力や我慢が「節約しても思ったほど成果が出ないこと」(46.3%)と報われないことで、よりストレスが増長していると推測されます。その他、光熱費の節約やレジャーの我慢などを含め、日常のこまごました行動制限が生活者に精神的な負荷をかけていることがわかります。
また、「ご飯大好きなのにご飯が食べられない」(50代女性)、「お米が高騰し一向に安くならない」(60代女性)など、特に「米」の価格高騰についてストレス・負担が大きいというコメントが多数挙がりました。
4割以上が「節約疲れ」を「プチ贅沢」で解消している
節約によるストレスや負担感をどのように解消しているかたずねたところ、最も多かったのは自分へのささやかなごほうびにお金を使う「プチ贅沢をする」(42.4%)となりました。
続いて多かったのは「おいしいものを作って食べる」(26.1%)、「趣味や運動でリフレッシュする」(22.6%)で、できるだけお金をかけない気分転換で解消している姿が見えてきます。
一方で、「節約疲れ」を感じていても「特に何もしていない・解消できていない」(29.1%)という回答も約3割あり、「これだけ値上げが続くと限界」(50代男性)、「とても解消できない」(60代男性)などの声も挙がりました。先行きが見えない中、ストレスや負担感を抱えたままという人も多いことがわかります。
■節約疲れの解消法(アンケートの声より)
・仕事を頑張った日に、ポイントを使って自分のためにコンビニでコーヒーを買って1人で飲む(30代女性)
・自分用のおやつを買うことはOKにし、毎日少しだけティータイムを楽しむ時間を作ってます(30代女性)
・普段の買い物で貯めたポイントや、携帯電話料金で加算されているポイントを使い、少しお高めのコンビニスイーツを買う(30代女性)
・安く買った食材で調味料等でおいしくできる工夫をして料理する。とてもストレス解消につながる(70代以上女性)
・ランニングなどのお金を使わない趣味で、散財とは違う満足感を得る(30代女性)
・テレビでYouTubeを見ながらダンベルワークアウト、お金を使わず筋肉をつける(50代女性)
・一時的に節約を忘れて値段を気にしなくて好きな物を買ったり、食べたりする(60代女性)
・先月より節約できたことを可視化して達成感を実感している(30代女性)
ささやかなごほうび「プチ贅沢」の実態を調査
「節約疲れ」を解消する手段として挙がった「プチ贅沢」について、楽しんでいる人の割合や内容を詳しく調査しました。
約8割が「プチ贅沢」を楽しんでいる
「プチ贅沢」を楽しんでいる人は78.9%。約8割の人が日々の暮らしの中で、自分へのささやかなごほうびを取り入れています。
「スイーツ・お菓子でプチ贅沢」が6割以上!食に関わるごほうびが上位を占める
「プチ贅沢」の内容は「スイーツ・お菓子を食べる」(64.5%)が最も多く、次いで「外食する」(41.0% )が挙がりました。
「洋服・服飾小物を買う」(18.2%)、あるいは「推し活をする」(11.6%)や「銭湯・サウナに行く」(11.5%)などの体験を挙げた人もいますが、上位回答は多くが「食」に関わるごほうびであることがわかります。
「1000円未満」の気軽な「プチ贅沢」が約4割
「プチ贅沢」1回あたりの金額の目安を聞いたところ、「500円~1000円未満」(24.9%)が最も多く、「500円未満」(15.7%)と合わせた約4割が1000円未満で楽しんでいることがわかりました。
ただし予算が数千円という人も少なくなく、何をするかによって回答は分かれる結果となりました。
「プチ贅沢」の頻度は「週1回~月1回程度」が7割以上
「プチ贅沢」を楽しむ頻度は「月に2~3回」(27.7%)が最多となりました。僅差で「月に1回」(27.1%)、「週に1回」(20.7%)と続き、7割以上が「週1回~月1回程度」の頻度で楽しんでいることがわかりました。
スーパーマーケットでの「プチ贅沢」は「寿司・海鮮丼」も人気!
「食」に関する「プチ贅沢」を楽しむ人が多いことから、スーパーマーケットで「プチ贅沢」として購入する商品をたずねたところ、「ケーキ・和菓子」「プレミアムアイスクリーム」「少し高めの菓子」など「スイーツ・菓子」類が上位を占める中、3位に「寿司・海鮮丼」(20.1%)がランクインしました。外食で寿司を食べるよりも安価で手軽に楽しめることで、ささやかな贅沢として取り入れている人が多いようです。パンや肉、海鮮などを普段よりランクアップして楽しむという人も一定層いました。
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物価高騰と実質賃金の上昇停滞が続く中、今回の調査では生活者の約7割が「節約疲れ」を自覚していることがわかりました。
節約そのものよりも「安く買うための労力」と「我慢の積み重ね」がストレス源になっている実態であり、そんな中、月数回程度の「プチ贅沢」で気分をリフレッシュし、家計のやりくりと心の満足を両立させている生活者の様子がうかがえる結果となりました。
●「くふう生活者総合研究所」について
くふうカンパニーグループが提供する生活者向けサービスの運営を通じて蓄積される生活者の行動データやリアルな声を分析・理解することで、個人の生活満足度および社会全体の生活満足度の向上に資する情報発信を目指しています。
●家計簿サービス「Zaim」について https://zaim.net
1,100 万ダウンロードを超える家計簿サービス「Zaim」は、スマートフォンなどから簡単に家計簿を記録できるサービスです。紙のレシートを撮影して自動で読み取る機能に加え、銀行やクレジットカードとの連携機能によって支出や収入を自動的に記録できるため、手軽に家計を管理できます。
●チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」について https://tokubai.co.jp/
2013年にスタートした、食品スーパーマーケットをはじめ様々な業態の小売店のチラシ・買い物情報を掲載しているWebサービス・アプリです。パソコン・スマートフォンから無料で情報の閲覧が可能です。掲載店舗数は約70,000店舗*、30~50代の女性を中心に月間1,600万人以上*にご利用いただいています。 (*2025年1月時点)
●会社概要 https://kufu.co.jp/company/kufucompany/
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