今年は戦後80年です。そして、世界で初めて広島と長崎に原爆が投下されてから80年。

核兵器の廃絶を訴えながら、被爆地、広島と長崎を目指す平和大行進が全国で行われ、富山県内でも28日朝、朝日町を出発しました。

国民平和大行進は、原水協、原水爆禁止日本協議会が、毎年全国で行っているもので戦後80年の今年も今月各地から出発しています。

日本海コースの出発点となる朝日町役場には、原水爆禁止県協議会などでつくる実行委員会のメンバーおよそ15人が集まり、午前9時半に広島に向かって歩き出しました。

*富山ー広島コース 通し行進者 長崎出身 尾崎庸美さん
「被爆2世で後を引き継がなければならない。平和行進でをアピールしたい」

*参加者は
「訴えたいのは核廃絶。一歩一歩、歩きたい」

*参加者は
「戦争が起きたことや核兵器が落とされたことを知らない子どもたちがいる。多くの人に参加してほしい」

行進は、来月7日まで県内すべての市町村を回った後、石川に引き継がれ、福井や京都など日本海側をめぐりながら、8月4日に広島に到着する予定です。

富山テレビ
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