このところ活発な噴火活動が続く桜島ですが、桜島周辺の4つの自治体が参加する桜島火山活動対策協議会が27日開かれました。
桜島火山活動対策協議会は桜島の大規模噴火に備えて毎年開かれているもので、鹿児島市、垂水市、霧島市、鹿屋市の4市の市長や関係者ら約40人が出席しました。
桜島の活発な噴火活動が続く中、27日の協議会では、2025年3月に県が桜島火山避難計画を策定したことをうけて、大規模噴火に関する広域的対応について意見が交わされました。
そして、計画の実効性を高めるための協議継続や訓練の実施、広域避難にあたっての車両通行制限の方法など具体的な取り組みを7月から8月にかけて、国や県などに要望していくことが決まりました。
鹿児島市・下鶴隆央市長
「火山と共に生きていく。それが我々の地域なので、降灰・防災への強化に向けた取り組みも含めて総合的にやっていきたい」