中俣美咲気象予報士
「鹿児島地方気象台にやってきました!きょうは正確な天気のデータを集めるために大事な作業を行うそうです」
ということで、屋上に行ってみると…
鹿児島地方気象台 主任技術専門官・長尾春政さん
「上から留めていって、下にいって、また上に…」
皆さんが取り囲んでいるのは「日射計」という気象観測機器です。
鹿児島地方気象台 調整官・地福淳一さん
「日射計は太陽の光の強さを測定する機械。感部(センサー)の交換をしているところ」
この日は、5年に一度の交換の日でした。
太陽の光を観測するので、もちろん置いてあるのは外です。
それにしても、ものすご~く丁寧に接続部分をテープで巻いていますよね。
長尾さん
「防水を完全にしとかないと。ショートの原因とか電気が通っているんで。編集される時は、若い人を中心に映してください(笑)」
ちなみに、このテープも使い分けているんですよ。
最後にカバーをかけて作業終了!と思いきや…
ここで登場したのは、まさかのダンボールです。
ここから何が始まると思いますか?
長尾さん
「下でデータが0になっているか見てきてもらえません?」
あえて太陽の光を遮って、正しく測れているのか確認していたんです。
長尾さん
「データ、0になってましたね」
スタッフ
「はい、0になってました!」
さらに専用のパソコンで設定をして、データが入っていることを確認したら、ようやく終了です。
さて!6月3日(火)に予定している次回は、まさかの草刈りからスタート!
気象測器の点検・交換その2をお届けします。