夜間や休日に子供が急に発熱したりけがをして医療機関を受診すべきか迷ったとき、スマートフォンに症状を入力すると受診の目安などが表示される新たなサービスの実証実験が福岡市で6月に始まります。

「こどもの症状 受診の目安ナビ」と名付けられたこのサービスは、スマホのウェブサイトで子供の発熱やけがなどの症状を入力すると、受診の必要性が「家で様子見」から「救急車を呼ぶ」までの4段階で表示され、自宅でできる応急処置や注意点なども示されます。

また、表示された結果に不安や疑問がある場合は、入力した情報を引き継いだまま、看護師や小児科医に電話で相談し、具体的なアドバイスを受けられるということです。

実証実験は福岡市内に住む小中学生の保護者を対象に6月1日から1年間行われ、無料で利用できます。

サービスは福岡市の医療DX企業「レイヤード」と東京の健康相談サービス会社「ティーペック」が共同で提供し、今後、市民に実証実験について広く知らせるとともに、利用状況などをもとに保護者の安心につながったか有効性の検証を行うことにしています。

テレビ西日本
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