鹿児島市の鹿児島国際大学で、金融機関が金融リテラシーについての講義を行うことになり、覚書が結ばれました。
覚書を締結したのは鹿児島国際大学と鹿児島銀行、野村証券で、この日はそれぞれのトップが覚書にサインしました。
金融をめぐる市場が目まぐるしく変化する中、鹿児島国際大学が学生に、金融に関する基礎知識や資産運用などについて学んでもらおうと「提供講座」を設置するもので、鹿児島銀行や野村証券で実務に関わる担当者が講師を務めます。
鹿児島国際大学で民間企業が1つの講座を受け持つのは今回が初めてということです。
鹿児島国際大学・小林潤司学長
「『興味はあるけれどもちょっと怖いな』という学生がいる。アカデミアンの教育と現場の銀行・証券会社から、正しい知識を授けてもらうような内容の講義ができることをうれしく思う」
講座は2025年度後期の2025年10月から始まる予定で、すべての学部生が受講できるということです。