春の高校野球岩手県大会の決勝戦が、5月26日に行われ、試合は延長タイブレークにもつれ込む接戦となりました。

決勝は投打にバランスの取れた久慈と終盤の勝負強さが光る盛岡大附が対戦しました。

試合は6回、1点を追いかける久慈がランナー2塁のチャンスで、4番・和野、5番・下舘の2者連続タイムリーツーベースで逆転します。

しかし盛岡大附もそのウラすぐに同点に追いつき、試合はタイブレーク方式の延長戦へ。

10回表、久慈は1番・宇部智也がセンター前へ2点タイムリーを放ち勝ち越します。

後がない盛岡大附ですが、ここから勝負強さを見せます。
押し出しで1点差に迫ると、さらに3番・菅原がライト前への逆転サヨナラタイムリー。

盛岡大附が5対4で勝利し8年ぶり7度目の優勝を果たしました。

盛岡大附 坂本椿主将
「厳しい戦いが続いた大会だったので、最後までチームとしてはどんな形でも勝てばいいと伝えていたので、勝てたのはすごく良かった」

久慈 宇部智也主将
「決勝で敗れた経験を糧に東北大会でもいい経験をして、絶対夏に甲子園に行けるように全員で頑張っていきたい」

一方、3位決定戦は専大北上が盛岡誠桜に得点を許さず2対0で勝利しました。

優勝した盛岡大附と準優勝の久慈は、6月10日から山形県で開かれる東北大会に出場します。

また、春の県大会の結果、夏のシード校は盛岡大附、久慈、専大北上、盛岡誠桜、水沢工、盛岡一、釜石、一関学院の8校となっています。

岩手めんこいテレビ
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