2024年、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングから名前が変わった女子ハンドボールチーム、ブルーサクヤ鹿児島が24日、ホームの鹿児島県霧島市でレギュラーシーズンの最終戦に臨み、逆転勝利でプレーオフに弾みをつけました。

今シーズンから開幕したハンドボール・リーグHのレギュラーシーズンで優勝し、プレーオフ進出を決めている青いユニホームのブルーサクヤ鹿児島。

24日、ホームでレギュラーシーズンの最終戦を迎え、会場には約1100人のファンが集まりました。

前後半30分ずつで行われるハンドボール。

ブルーサクヤは、前半、連続得点で先手を取ります。

しかし、中盤以降に連続得点を許し、13対19と6点リードされて前半を終えます。

後半、ブルーサクヤは相手の中央からの攻撃に対応するため、15番の青を入れ、ディフェンスから流れをつかみます。

15分、相手のシュートをブロックし、カウンターから11番宇治村が決めて1点差に迫ると、その直後には19番北ノ薗がこのロングシュート!

21対21と同点に追いつきます。

そして、20分、6番作田がシュートを決め、ついに逆転!

会場は大歓声に包まれます。

このあと一進一退の攻防が続きますが、ゴールキーパー川村がファインセーブで流れを渡しません。

体を張ったディフェンスでリードを守り切ったブルーサクヤ。

レギュラーシーズンの最終戦を逆転勝利で飾り、6月のプレーオフへ弾みをつけました。

ブルーサクヤ鹿児島・河嶋英里キャプテン
「(レギュラーシーズン)30試合はきつかったけど1位になれてうれしい。ディフェンスからの速攻が持ち味なので、まずしっかり相手のやりたいことを止めて、流れを自分たちが作っていければプレーオフの勝利も見えてくる」

レギュラーシーズンで優勝したブルーサクヤは、6月13日から始まるプレーオフでリーグHの初代女王を目指します。

ブルーサクヤは6月14日、東京で行われるプレーオフ準決勝で準々決勝の勝者と対戦します。

鹿児島テレビ
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