鮮やかなピンクが目を引きます。

霧島連山を代表する花のミヤマキリシマが見ごろを迎えていて、スポットのひとつ、高千穂峰には26日も多くの見物客が訪れていました。

ミヤマキリシマでうっすらピンクに染まっているのは、霧島連山、高千穂峰に連なる御鉢の中腹です。

ミヤマキリシマは、標高が高い所でも育つツツジの仲間で、この場所では今が5分咲きから6分咲きです。

登山道には26日も多くの人が訪れ、荒々しい火山とミヤマキリシマの花を写真に収めたり、ながめたりして楽しんでいました。

遠くの景色を見てみると、ミヤマキリシマが満開を迎えている場所も。

鑑賞スポットとして人気の鹿ケ原ですが、新燃岳の火山活動にともなう入山規制のため、現在は立ち入ることができません。

2025年は見物できる場所が限られていますが、登山客たちは霧島の初夏の景色を楽しんでいました。

登山客
「(鹿ヶ原か高千穂峰)どっちに登ろうかと思っていたが、神様が『登れ』っていうことなんでしょう」

登山客
父「京都から来ました。火口を子供たちに教えるために」
母「きれいでした。お花、きれいだったね」

登山客
「(毎年の登山は)元気であるかを確認すること。(まだまだ元気ですね!)ありがとう!(笑)」


高千穂峰登山道のミヤマキリシマは、6月上旬まで楽しめるということです。

ところで、26日の県内は涼しい空気が入り込んだのと雨や曇りの天気のためひんやりしました。

日中の最高気温は鹿児島市は4月下旬並みの23.1度、与論島は3月中旬並みの21.4度、種子島の中種子町は4月中旬並みの19.3度と20度に届きませんでした。

鹿児島テレビ
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