サッカー、明治安田J1リーグのファジアーノ岡山は5月25日、ホームで町田と対戦。ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表に選ばれた佐藤龍之介選手が先発出場しました。
日本代表発表後の初めての試合で、18歳の佐藤龍之介はスタメンで出場。サポーターも、横断幕を掲げて声援を送りました。
(サポーターは…)
「ファジアーノ岡山から初めて選ばれたということで、感動しました」
「18歳でA代表、素晴らしいです。ゴールを期待します」
試合前には、ファジアーノの森井悠社長から佐藤に花束が贈られました。
2025シーズン2回目の2連勝を懸けて臨んだファジアーノ。試合が動いたのは、前半26分でした。佐藤のクロスに、一美和成が合わせて先制に成功。一美は2試合連続ゴール、佐藤はアシストで存在感を示します。
エンドが変わって後半10分には、田部井涼のクロスに木村太哉が合わせて追加点。2連勝に向けて、良い試合運びを見せます。しかし、1点を返された後の後半36分、元ファジアーノのミッチェル デュークに同点ゴールを決められ、試合を振り出しに戻されます。ファジアーノは2点のリードを守り切れず、試合は2対2の引き分けに終わりました。
(ファジアーノ岡山 39 MF 佐藤龍之介選手)
「(日本代表選出について)驚いたが、自分が狙っていた場所でもありますし、そのタイミングが今回だったと捉えている。自分を信じて、周りの声を気にしすぎずにやっていきたいなと思っています」
(ファジアーノ岡山 木山隆之監督(53))
「(佐藤選手の代表選出について)若い選手に奮起を促していくという森保監督のメッセージだと思うので、それをしっかり受け取ってもっと頑張ってほしいなと思います」
ファジアーノの次の試合は6月1日、アウェーで湘南と対戦します。