国が防衛目的で整備を進めている「特定利用空港・港湾」に、高松市の高松空港が対象候補になっていることが分かりました。
香川県によりますと、5月27日に県、高松市、綾川町に対して高松市の高松空港について、国から特定利用空港の対象候補として検討しているとの連絡があったということです。
特定利用空港・港湾は平時から自衛隊や海上保安庁が空港や港湾を円滑に利用できるよう国が選定しているものです。
高松空港は国が管理する空港のため、受け入れるかどうかなどの判断は国が決めるということですが、香川県は県民の理解が得られるように丁寧に説明を行うこと、民間利用に配慮し県民生活に影響が出ないようにすること、県民や利用者の安全に万全を期すことなどを国に申し入れたということです。
特定利用空港・港湾を巡っては高松市の高松港がすでに特定利用港湾に指定されています。