福岡市・天神に4月オープンした新たな複合施設「ワン・フクオカ・ビルディング」(ワンビル)に開業1カ月で累計174万人が訪れたと26日、運営する西日本鉄道が発表しました。

西鉄によりますとワンビルの開業初日の24日には約8万人が訪れ、ゴールデンウィーク後の5月8日に累計で100万人を突破しました。

そして開業から1カ月となる5月23日までで約174万人に達しました。

これは福岡市の人口を上回る数で、1日あたりの最多はゴールデンウィーク期間中の5月4日の約9万3000人でした。

ゴールデンウィーク明けも、平日は1日あたり約4万人、土日祝日は約6万人が訪れており、西鉄は「おおむね想定通り」としています。

男女比は3:7で、幅広い年代が訪れていて、売り上げは「大変好調に推移し想定を上回っている」ということです。

5階の食堂「天神福食堂」でも、1日あたりのランチ提供数が想定の1.5倍の約900食に上り、開業初日は1103食を提供したということです。

また、施設のオフィス部分については、現時点での入居見込み率が66.3%となっています。

5月30日からは体験型イベントとして「ONE FUKUOKA FES」を開催する予定で、西鉄は「今後も定期的に音楽や食、アートに関するイベントを実施し、施設のコンセプトである『創造交差点』の実現を目指したい」とコメントしています。

テレビ西日本
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