国際卓球連盟の年次総会がカタールで開かれ、2028年の「世界卓球団体戦」が福岡県で開催されることが決まりました。
九州での開催は初めてです。
県は県議会や日本卓球協会などとともに世界卓球の大会誘致活動を進め、25日からカタールのドーハで開かれている国際卓球連盟の会議にも大曲副知事など関係者が出席し、プレゼンテーションなどで魅力や意気込みをPRしました。
県によりますと中国やイラク、イタリアも開催に名乗りを上げた中、27日に開かれた国際卓球連盟の年次総会では、福岡県が2028年の世界卓球団体戦の開催地に決まりました。
世界卓球の国内開催は2014年4月の東京大会以来8回目、九州では初開催となり、詳しい開催日程や会場は現時点で決まっていないということです。
決定を受け服部知事は「本県の国際スポーツ大会開催の実績、充実した交通網・宿泊施設・競技会場などが高く評価されたものと考えています。特に子どもたちにとっては、選手の情熱を肌で感じ、スポーツの素晴らしさをより深く理解し、自らスポーツに親しみ、チャレンジするきっかけとなるものと確信しています」とコメントを出しました。
北九州市では去年11月に卓球の国際大会「WTTファイナルズ福岡」が開催されていました。