JR西日本は山陰エリアで津波被害が発生した場合の乗客の安全な避難対策を進めていることを明らかにしました。
JR西日本山陰支社・金岡裕之支社長:
「列車から早く降車、避難していただく方法、最寄りの避難場所を知っていただき、巨大地震や津波から多くの命をお守りすることに繋げてまいります」
JR西日本山陰支社は、山陰エリアのうち海岸部の山陰線浜田ー岡見駅間などを津波被害の想定区間として、乗客の安全な避難対策を進めていることを明らかにしました。
具体的には避難に関する注意喚起を促すステッカーを列車内のドアごとに貼るほか、最寄りの避難先までの距離やルートなどを記したポスターを駅の改札口など、乗客の目につきやすい場所に貼り出すとしています。
これらの取り組みは今年3月から始まっていて5月末までに完了する計画だということです。