警察署から出てくると、光がまぶしいのか一瞬、目を細めるひげを生やした男。
逮捕されたのは、ネパール国籍の大学生マハタラ・プラカシュ容疑者(25)。
一体何をしたのかというと…。
マハタラ容疑者は道路にあるごみ箱を拾って、2メートルあるフェンスの上からごみを投げ入れて、線路上に散乱させたということです。
2024年12月5日、東京・中野区で深夜に歩きながら次々と路上にあったごみ箱やペットボトル回収ネットを線路上に投げ入れ、電車を遅延させた疑いが持たれているマハタラ容疑者。
投げ捨てたその数、何と8個。
線路上には240メートル以上にわたって、ごみが散乱していたということです。
この影響で、総武線や山手線など合計9本の列車に最大31分の遅延が発生。
約5000人に影響が出たということです。
なぜ、深夜に線路へとごみ箱などを8個も投げ捨てたのでしょうか。
取り調べに対しマハタラ容疑者は、「覚えていません」と容疑を否認しているということです。