インターネット上のリスクから子供たちを守ろうと、県警では7年前から高校生の力を借りた取り組みを進めています。

今年度は県内6つの高校がボランティアに参加することになりました。

このうち、長崎市立長崎商業高校では23日朝、浦上警察署の下田健一署長が情報科の3年生9人に「サイバーセキュリティボランティア」の委嘱状を手渡しました。

この取り組みは県警が2018年に始めたもので、高校生が小中学生を対象にインターネットを安全に利用するための出前授業を行います。

2024年度は、12の高校の136人が38の小中学校で授業を実施していて、今年度は長崎商業や奈留など6校からあわせて176人が参加します。

長崎商業高校 合田桃美さん
「(普段から)パスワードを気を付けたり、変なアカウントに入っていないか見たり、そういうことを学んで自分でも実践するようにしています」

山内悠生さん
「年齢が近い自分たちだからこそ、伝えられる部分もあると思うので、そういうところを意識しながら頑張っていきたいと思います」

生徒たちはさっそく専門家の講義を受け、インターネットをめぐるトラブルの対処法などを学びました。

今後、学校の教員や県警の担当者などからアドバイスを受けながら、小中学生向けの授業内容を考えていくということです。

テレビ長崎
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