静岡市内で酒気帯び運転をしたとして、県中部地区の特別支援学校に勤務する男性教師について、県教育委員会は5月22日付で停職6カ月の懲戒処分としました。

停職6カ月となったのは静岡県中部地区にある特別支援学校の男性教師(54)で、2024年6月29日に静岡市内で酒気帯び運転をしました。

県教育委員会によると、男性教師は28日午後8時35分頃から翌29日午前8時半頃まで同市の飲食店あわせて5軒で飲酒し、ホテルで1時間半の仮眠を取ったあとコインパーキングから出庫するため車を運転し、その後、路上に停めた車の中で寝ていたところ警察官から職務質問を受けたということです。

男性教師は2025年3月27日に2年間の免許取り消しの行政処分を受けたほか、同日付で罰金30万円の略式命令を受けていて、4月8日に納付を済ませています。

県教委の聞き取りに対し、男性教師は「ホテルで起床時に酒が残っていると思ったが、コインパーキングの料金が上がるので車を出したいと思い、少しなら運転しても大丈夫だろうと思った」と話した上で、「生徒・保護者の信頼を裏切る行為をして本当に申し訳ない」と述べています。

テレビ静岡
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