アメリカの首都ワシントンで、イスラエル大使館の職員2人が銃撃され死亡しました。
容疑者の男は拘束された際、「パレスチナに自由を」と叫んでいました。
警察などの発表によりますと、21日午後9時過ぎ、首都ワシントンの中心部にあるユダヤ博物館の近くで、イスラエル大使館職員の男性と女性の2人が銃撃され死亡しました。
ユダヤ博物館では事件当時、若手外交官らが集まるイベントが開催されていました。
在アメリカ・イスラエル大使は事件を受けて会見し、死亡した2人は交際中で、男性は来週プロポーズするため指輪を買ったばかりだったと明らかにしています。
警察は30歳の男を現場で拘束。
男はその際、「パレスチナに自由を」と繰り返し叫んでいたということです。
トランプ大統領は「反ユダヤ主義に基づく、このような恐ろしい殺人事件は今すぐ終わらせなければならない」と事件を非難する投稿をしています。